浅倉カンナとRENAの再戦がおこなわれます。
7月29日(日)、会場は、さいたまスーパーアリーナです。
浅倉カンナとRENAの初対決
浅倉カンナとRENAが対戦したのは、およそ7ヵ月前の2017年大晦日でした。
女子アトム級(契約体重49.0㎏)のトーナメントで、決勝に勝ち上がった二人の対戦です。
多くの人が、RENAの勝利を予想していたと思います。
しかし、結果は浅倉カンナがリアネイキッドチョークを極めて、完勝でした。
この試合で印象的なのが、浅倉カンナがRENAの打撃を恐がっていないところです。
タックルも迷いなく仕掛けて、開始1分くらいで、すぐ立ち上がられたとはいえ、テイクダウンまで持ち込んでいます。
RENAは、浅倉カンナのタックルを牽制して、しきりにヒザ蹴りのモーションをみせています。
構えもたびたび左右に切りかえていました。
ただ、プレッシャーをかけながらというよりも、下がりながらの左右スイッチだったので、浅倉カンナにとっては、逆にタックルのタイミングが取りやすかったかもしれません。
フィニッシュにいたった一連の動きでは、多くの人が指摘しているように、RENAのチョークに対する対応が甘かったといえます。
これは、あくまで結果論からの分析です。
試合が終わった後であれば、誰でも何とでも言えることを、一応私も自覚しています。
ネットでの声
ツイッター上でのアンケートでは、堀口 vs 扇久保戦をおさえて、浅倉カンナ vs RENA戦が、一番人気となっています。
浅倉カンナ方向性が決まっていて、ネチネチ寝技型で突き進めばいいけど、RENAはミドルレンジ型。俺がトレーナーならひたすらタックル切る練習と万一寝技になった場合のエスケープ技術のみ特化して練習。タックルをひたすら切り、打撃を当て心を折る戦いに持っていく。浅倉サイドならひたすら寝技漬
— Taiseibjj (@taisaybjj) 2018年7月17日
この意見に同意します。
参考になるのが、ミルコクロコップの戦い方です。
もちろん軽量級ということで、一撃の重さが違うのは差し引いて考えなければなりません。
ただし、タックルをきる絶対的自信が増せば、もっと打撃での圧力のかけ方が違ってきます。
RENAと浅倉カンナの再戦早すぎだろ。さっさとRENAにリベンジさせたいのが透けて見える。浅倉カンナ売るつもりないんだな。
— 燕子花 (@kktsbt00) 2018年7月21日
興行的には、たしかにそんな感じもします。
楽しみやな~
まじ行きたかったな~
天心くんが出れんくなったのは
めちゃショックやけど、、(泣)
でも今回はやっぱカンナ VS RENAやろ!
どっちが勝ってもおかしくないやろうけど
良い試合をしてほしいなっ!
はよ29日になれぇ~ pic.twitter.com/tAVKTfn9Qp— ゆ め か (@tyunk2516) 2018年7月22日
たしかに、どちらが勝ってもおかしくないと思います。
再戦の勝敗予想
初対決後、浅倉カンナは5月6日に、RIZIN.10の大会にて、 メリッサ・カラジャニスとの試合で判定勝利をおさめました。
2Rには完全に、浅倉カンナの腕ひしぎ十字固めが決まっていましたが、普通ではありえない女子特有の関節の柔らかさで、メリッサ・カラジャニスは技をしのぎ切りました。
判定勝利になったとはいえ、完勝といえる内容で、収穫も多かったであろう試合になりました。
RENAの方は、先日7月6日に、シュートボクシングのリングで、総合格闘技の試合をおこないました。
対戦相手は、ブラジルのエレイン“パンテラ”リアル選手で、結果は判定でRENAが勝っています。
動画で確認できていないので、何とも言えませんが、RENA本人としては納得のいかない試合だったようです。
試合の流れは、格闘技の情報サイト『eFight』で確認できます。
浅倉カンナとRENAの再戦、私の勝敗予想は、ずはり“ドロー”です。
顔面をはらした浅倉カンナ、寝技では主導権を握られ、良いところのないRENA。
試合自体は盛り上がりますが、お互い決め切れずに、3Rのゴングを聞いてしまいます。
この判定が争議をかもして、年末の再々戦というかたちになるとの予想です。
保険の為にいうわけではありませんが、RENAの三日月蹴りが決まり、浅倉カンナ悶絶でパウンド後のレフリーストップという結果もありえます。
また、寝技でつねに優位なポジションで攻め続けた浅倉カンナが、サイドポジションから腕ひしぎ十字固めで、RENAからタップという結果もあります。
いずれにしても、楽しみな試合であることに間違いはありません。
★RIZINの視聴方法についてはこちらに記事を書きました。
⇒『RIZINの視聴方法まとめ』
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